編集編
TIPS27
『テロップは読む』
前回の文字を大きくというTIPSに引き続きテロップのお話です。
テロップを出すタイミングはもちろん動画でお話ししている
声に合わせて表示させるのですが特に気をつけたいポイントは
『消すタイミング』
そこで3つのタイミングについてご紹介します。
1. Aさん、Bさんの話が被っている
2. 語尾が消えてしまっている
3. ひとりの人が一度に多く語っている
それではひとつずつ見ていきましょう!
1. Aさん、Bさんの話が被っている
話が盛り上がっている時に起こりやすいですね。
Aさん、Bさんの言葉両方とも大事なので
テロップを入れたい。
そんなとき
Aさんの言葉を残しつつ、Bさんの言葉を
入れるわけですが、例えば…
Aさんが画面上部にして、Bさんを下部に配置する。
または右側、左側と分ける。
こんな風に表示する位置を工夫してみてください。
2. 語尾が消えてしまっている
話し言葉ってとっても曖昧で文脈が変わったり
途中で終わることもしばしば。
でもそこがテロップの存在価値を発揮するところ!
消えてしまっている言葉は文脈から「こうであろう」
と推測できる場合、()にテロップを入れてあげるといいでしょう。
もちろん内容が違っていてはいけませんので
話している人に確認してくださいね。
3. ひとりの人が一度に多く語っている
スペースが限られているけど大事なことをお話ししている。
伝えなければいけない情報がたくさんある。
そして…1行の大きめ文字ではテロップが追いつかない!
そんな時の解決法は2つ。
ひとつ目は、少し字は小さくなりますが行を増やす。
ふたつ目は、小さめの文字を1度にたくさん入れ
話終わるまで表示させる。
ここで注意するのは、
動画を見ている人の読む時間を確保すること。
実際に自分で読んでみてください。
読みきれないこと、多いんですよ。
この『自分で読む』というのは全てのテロップについて言えることです。
すると消すタイミングがわかりますよね♪
メモを取りたい!なんて時は一度止めてみたりしますが
ストレスフリーに見てもらうには
消すタイミングが大事になってきます。
こういうところにこだわるのが『伝える努力・伝わる秘訣』かな?
次回は
『素材の数が少ない時は文字で隠せ』です。
お楽しみに♪