正しいCopyright(コピーライト)表記は?

【ホームページの育て方11】

コピーライト、いる?いらない?

コピーライト表記はホームページの最下部(フッター)に必ずといっていいほどある
Copyright の文字、©︎や(C)の記号、西暦に所有者名
そしてAll Rights Reserved.という文章。

Yahoo! Japanのサイトには
Copyright (C) 2018 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.
と書いてあります。

アメリカの新聞社New York Times
©︎ 2018 The New York Times Company.
これだけ。

Apple
Copyright ©︎ 2018 Apple Inc. All Rights Reserved.

ちなみに検索機能として使うGoogleには入っていません。
まあ、表示されるものは全て誰かのもの
つまり権利は他の人ですからね。

 

どれも書き方がバラバラですよね。

では、どのコピーライトの書き方が正解だと思いますか?

 

実は、

・・・

コピーライト、入れなくてもいいんです!

日本は
「全ての著作物は発表した時点で自動的に権利を認めますよ」
というベルヌ条約に加盟しているので入れなくてもいいんです。

これはヨーロッパでも同じ。
フィアット(車)サイトのフランス語版には入っていません。

反対にアメリカは権利を主張する国ですから
ほとんど入っています。

まあ、どちらでもいいんです。

でも、入れるならこの形にしてね、というものはあります。

それは

©︎ 発表した年 所有者名

これだけ。

 

©︎

Copyright と©︎は同じことです。
なので、2つ入れると重複していることになります。

しかも認められているのは©︎の方なんですよ。

なので©︎だけにしましょう。

 

発表した年

たいていは現在の年を入れてますよね?

本来なら作った年にすべきところですが
例えば2010年に作ってそのままの年のサイトを見ると
あれ?更新してないのかな?
生きてるサイト?

って思われるので現在の年を入れているんだと思います。

たまに2010-2018という発行年と現在の年を入れているところもありますが
生きてるサイトですよ、ということを伝えたいのであればこれを使ってもいいかな?

また、発行年が重要なのかというと著作権は死後50年まで有効だから。
50年以上経ったものは著作権がなくなるので、いつ作ったのかがを明記する必要があります。

 

所有者

所有者は、会社でも個人でもサイト名でもOK!
権利を持っているのは誰かがわかればいいです。

 

All Rights Reverved.について

これは以前アメリカがベルヌ条約に入る前に書かれていたもので
今では意味のないもの。

しかも、「ここにある全てのコンテンツの権利を所有しています。」という意味です。

あなたのサイトでもし他人の写真やたとえ書作権フリーのものでも使ったりしていたら
意味的に間違いなのです。

なのに、なぜいまだに注釈を入れているのかといえば…

右に倣え気質、でしょうかねー。
あとは牽制させる意味ですかね。

できれば入れない方がいいですよ。

 

ということで、
改めて、必要なのはこの3点セット

©︎ 発表した年 所有者名​

あなたは入れる?入れない?
これを機に見直してみませんか?

ちなみに私は発行年に現在の年を入れた3点セットにしています。

次回は

子テーマで、もう更新は怖くない』です。
お楽しみに♪

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