客は最高の満足感にひたりつつ…【マンガから学ぶビジネスマインド】

あなたの趣味はなんですか?

私は料理と漫画を読むことかなー?
子供の頃はイラストや絵ばかり描いていたし
漫画家になりたいと思っていたこともありました。

 

最近は息抜きがてらスマホでマンガを読んでます。

特にグルメマンガが好きなんです。
料理の参考になることもありますが
美味しそうな描写にはこちらまで味わっている気分になって楽しい♪

それに、ためになるウンチクやセリフがあって
ビジネスにも役立つところがあるのも面白いのです。

今日の【学びのシェア】は先日読んだ昔の漫画から・・・

『包丁無宿』(たがわ靖之著)に仕事をする上で参考になる言葉があったのでご紹介します。

田舎の料理屋で、味にうるさいお客さまの会席があり
主人公である流れの料理人が担当した焼き物(焼き魚)だけが大量に残っていた。

主人公がお客さまになぜ残ったのか理由を聞きに行ったところ言われたのが

ひとつを食べると自然と次の品にもハシが動く…
それを平らげるとまた次へとハシが向く
全てを食べ終えたとき…

客は最高の満足感にひたりつつハシを置く…

よい料理とはそのような物ではないかな

実はその前に出された物(他の人が作ったもの)があまりにも美味しくなかったため、
何も問題のない焼き物にハシを進める気がなくなった…
つまり食欲が失せたということなのではないかと、いうのです。

 

 

これは仕事でいえば、あるひとつの失敗や不始末、または行き違いであっても
次に頼む気になれずせっかくよいものでもお客さまに届かず、縁が切れてしまうこともある。

 

反対に、小さな満足を積み重ねていくことで
すべて終わったときにお客さまが最高の気分になっている。

よい仕事とはこのようなものかな? 

なーんて思ったのでした。