前回まで動画制作の準備編をお届けしましたがいかがでしたでしょうか。
さて今回から撮影時のコツや注意ポイントなどなど撮影編をお届けします。
今回は、『カメラワークの種類 意味と効果』をご紹介します。
これを知っておくと
ダイナミックでプロっぽい作品に仕上がります。
目次
1・フィクス
2・パン
3・ティルト
4・ズームイン/ズームアウト
・カメラワーク 撮影のコツ
・まとめ
カメラワークの種類
1・フィクス
2・パン
3・ティルト
4・ズームイン/ズームアウト
言葉は聞いたことあるかもしれませんね。
バラエティやドラマなどでよくみる方法です。
1・フィクス
三脚に固定して撮影する方法でこれが基本になります。
またカメラを動かさずに手持ちで撮影することで
微妙な動きが生まれリアルに視線を追っているような効果を出すことができます。
ただし、手持ちシーンを入れすぎると酔っちゃうので注意!
2・パン
カメラを左右(水平方向)に移動させて撮る方法
・広さを表現したいとき
・演者や物の位置関係を見せたいとき
・横方向の視線の移動
・横方向の演者の移動
左から右が通常の動き(自然な視線の動き)
右から左に動かす場合は過去に遡る
あとをつけて来た人を映すなど特別の意味がないと使いません。
3・ティルト
カメラを上下(垂直方向)に移動させて撮る方法
・人物や物など高さを表現するとき(下から上へ)
・希望や前向きな気持ちを表すとき(下から上へ)
・大きな敵から戦う人へなどターゲットが変わるとき(上から下へ)
・集中させたいとき(上から下へ)
4・ズームイン/ズームアウト
ズームインは集中と緊張を表現
・ディテールを見せたいとき
・視線を集めたいとき
ズームアウトは解放と弛緩を表現
・状況説明
・緊張や集中からの解放
・種明かし
他にもトラック(ドリーイン/ドリーアウト)といって
レールを引いて動く被写体と一緒にカメラを動かす方法があります。
最後に・・
カメラワーク 撮影のコツ
1・前後にプラス3秒ほど入れて撮る
録画ボタンON → 3秒待つ →(パンやティルトなど)→ 3秒待つ → 録画OFF
こうすることで撮った映像が短すぎることなく使えます。
前後の余裕がないと思った効果が出にくいのです。
2・始めと終わりは思ってるよりゆっくりと
人間の目線は素早く動くので同じようにカメラを動かしてしまうと
実際の動画では目で追えないほど早すぎることがあります。
特に始めと終わりを印象に残るので
ここはゆっくりめで撮っていきましょう。
まとめ
今回ご紹介した基本のカメラワークで4つ。
1・フィクス
2・パン
3・ティルト
4・ズームイン/ズームアウト
2、3、4の3つは失敗することも多いのですが
これができると映像がグンとレベルアップします。
ぜひ慣れるまでなんども練習してみてくださいね。